太陽の塔を見ていたら色々と思い出した。
初めての新幹線。
小学校一年生の私。
和式トイレ。

用を足した後、渦のようなシャッターが排水溝についていて、水が流れるのと同時にシャッターが開くようになっていた。
シャッターの上にポンと乗ったトイレットペーパー。
しかし、排水ボタンが見当たらない。
いくら探しても…見つからない。

そのまま出てきてもよかったのに、まじめな私はなんとかしなくてはと思ったらしい。
つま先でチョンとつついてみる。
ガコン

「え…?」

私の足は渦のような形状のシャッターに挟まれていた。
トイレットペーパーは無事回収されたらしいが、私の足も同時に入り込んで、今度は抜けない!
動くに動けず…困っていたところへ父が来てくれた。

今から考えるとボタンを探して開いた瞬間に足を抜けばよかったんじゃないか?と思うのだけれど父も焦っていたのだろう。
私の体を抱き上げ思い切り引っ張り上げようとする。
中々痛かった。

足は抜けた。
そして青い消毒薬に濡れた白いタイツ。
靴はなかった。

大阪について片足だけ裸足で靴を買いに歩き回った記憶がある。
子供の靴なんてあの辺りで買えるところあったのかな?と今更ながら気の毒に思った。

白い不思議な形をした入れ物に入ったお茶、お弁当。
冷凍みかん。
そんなものが吹っ飛んでしまうような出来事から大阪は始まった


大阪版博と言えば「月の石」

前の日記にはさらりと書いたけど、これを見るのにえらい時間がかかったのを覚えている。
長い事並んで、少し高い台の上のガラスケースの中に入っている月の石。
ピカピカ光っていた。

「やっぱり月の石って光ってるんだな」
と感心していたのに…、その後愛知万博で月の石を見たところ極々普通の石だった。

両親と一緒にいったので、父に聞いてみると特に光っては居なかったらしい。
推理してみる。

当時は身長が100センチちょっと。
少し高めの台。
照明が沢山当たって私の角度からは光輝くように見えたのかもしれない。

大人になるって、詰まらんね…


7LpyJkuR_Q